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2011年4月20日水曜日

その他いじりとか整備とか

さてさて、今年のカスタムとしては、STMが最大のものとなりました、というかなるはずですが、その他もちょこちょこやっちゃってます。

まずは周りに触発されて買ってしまったタイヤウォーマー&発電機
ウォーマーはバトルファクトリー製。

発電機はヤマハOEMのヤンマー製。インバーターなのでPCも充電できたり、仕事でも使えそうということで無理やり自分を納得させながらも、少しでも安く手に入れるべく、ウォーマーともにヤフオク中古。特にウォーマーに関しては、今後もきっとリフレッシュキャンペーンやってくれることをねがっております。


あとはバイク勝手から一度も交換せず、いいかげんガビガビな感じだったチェーンを交換。同じWR乗りのAさんの実績から、RKのGB520KZUに。110リンクにしてフロント13T、リヤ44〜45あたりに合わせました。

また、ウォーマの赤いヒダヒダに純正チェーンガードがいちいち引っかかる感じだったので、ZETAのアルミ製に交換。


あとはスロットルの握り方が悪いんだと思いますが、フルスロットルにするのにとても疲れるので、ZETAのアルミスロットルチューブでハイスロ化。それほど強烈に変わるわけではないので、使いやすい感じっす。


あと、自分にとって大きかったのは、自身でタイヤ交換してみたこと。
今までバイクの中で一番高価なホイールを傷つけたくなくて躊躇していましたが、いちいちバイク屋さん、タイヤ屋さんに持ち込むタイミングを考えるのがおっくう、工賃削減のためにいざトライすることに。
またまたストレートにてビート落としやタイヤレバー、ビードクリームなどを調達。ホイールへの傷対策のためにキジマのリムプロテクターを2セットも導入しましたw




桶川などで見かけたタイヤ交換の模様を思い出し、Youtubeなどでタイヤ交換作業の動画をいろいろ見まくって臨み、
ホイール外し〜ホイール取り付け、前後合わせて4時間くらいかかったかな……(汗)
でもだいぶコツは掴めたと思うので、次回からはもっと短縮できるはず! 
ちなみに、一番気になっていたのがビートを上げること。幸い隣にスタンドがあるので、ガソリン入れつつエアを借りようかとは思っていたのですが、なんと、ハンドポンプで上がりました〜。これまでは、自走用の小型フットポンプしかなかったのですが、使い辛いに、トランポ移動だし、ということで以下を購入。高圧力のほうでガシガシ入れて言ったら、パンパン! と上がってくれましたよ。


これでいろいろなタイミング気にせずにタイヤの交換ができるぜい! 

STMスリッパークラッチ装着

ここんところ放置度合いがどんどんひどくなっている我がブログですが、
ぼちぼち今年に入ってからの活動を更新していこうかなんて思い立ちました。

ちょこちょこ桶にも通い、去年の前半くらいまでのタイムには回復してきたものの、
コンスタントは48秒台、去年ベスト47秒台に入れてからまったく進歩なしな感じ……
周りは46秒、45秒が当たり前になっているのに……
周りの進化がすごすぎて、なんか置いてけぼり感が強い今日この頃です。

さて、今年も相変わらず2月くらいに物欲全開で、ウォーマーやら発電機やらを手に入れたり。
バイク的にはバックトルク軽減のためにKTMのバックトルクリミッター、いわゆる
レデューサーを導入、そこから勢いあまって、キャンペーンでディスカウントしていたSTMの
スリッパーまで入れちゃいました。

ということで、自分で組んだのでその際の様子をご紹介していきたいと思います。


クラッチだけの交換なら、WRの場合簡単です。
リヤブレーキのレバーを外せば、クラッチカバーのみ開けられます。
しかもサイドスタンドでバイクを立てていればエンジンオイルも漏れてきません。
ここまではすぐです。


クラッチのスプリングを外してクラッチプレート、フリクションプレートを外すとこの状態。
初めての作業でドキドキしますが、難しいことはなく、手がベトベトするだけの工程です。


ちなみに、STMを入れる前に、摩耗していたらクラッチ、フリクションプレートを交換しようかと思ってましたが、厚み的に問題なさそうなのでそのまま使うことにしました。一応STMには指定の厚みがあるのですが、それを少しオーバーしていたような……? とりあえず減りすぎているわけではなさそうなので気にしませんでした。走行距離はたぶん1万キロ超え、そこそこサーキット走っているわりにはダメージ少ないですね。ヘタレライダーならではですw


さて、ここから難儀するのが、クラッチハウジングを外すところ。センターナットは27mm。27mmの工具というと、リヤタイヤ用のメガネだけだったので、1/2ラチェットとソケット、さらにクラッチハウジングを固定するためのクラッチホルダー爪タイプを購入。純正は高いので、下記ストレートよりゲット。安いですが、十分実用的な工具が手に入っております。肝心の取り外すところは撮り忘れw


そしていよいよSTMの登場。
クラッチハブにボールを組んでいきます。受けの部分にモリブデングリスを塗り塗り。怖いので厚めです。


次にセカンダリースプリングなどを取り付け。クラッチハブとスプリングやセカンダリースプリングシートの当たり面にはモリブデングリスを塗っておきました。


セカンダリースプリングを組んだところで、ハブをバイクのクラッチバスケットに入れ、クラッチプレート、フリクションプレートを元通りに組んでいきます。


これらを固定するナットは、STM付属のものを使用。そのナット用の専用ソケットも付属します。たしかこのソケットは、27mmソケットを使って締め付けます。また、その下に凸型の特殊なワッシャーを入れます。凸面がバイクの外側に来るように。



さらに、このナットをしっかりと締め付けるには、ノーマルのクラッチバスケットを固定する工具は使えないので、別途STM製の専用工具が必要になります。1万5000円くらいするなかなかの逸品ですw 写真の左側に伸びているヤツですね。それを併用し、ホムセントルクレンチでノーマル指定のトルクで絞めつけてやりました。腰が痛くなります。


最後に8mmのナットを締めて完了。この8mmナットの締め具合でクラッチのキレ具合が変わるので、何度もやり直しながらだいたいのところで締め、微調整はクラッチレバー側で行いました。


あとは新品のガスケットに交換してカバーを元に戻して終了! 



と、大きなトラブルなく組んだ感じになりますが、実際はバイクにとっても致命的な部位になるので、ドキドキの作業でした。付属のとても分かりやすいw 説明書、サービスマニュアル、さらにwebを検索しまくって工具を揃え、イメトレしておきましたよ。
組んでからちゃんと効くのかも不安でしたが、とりあえず今のとこと問題なし。

クラッチをスパッと繋ぐことに戸惑いながら、最初は1速落としからおそるおそるテスト。クラッチレバーに伝わるカキン! という独特のショックとともにリヤはロックする気配も見せずスムーズにつながったときはちょっと感動しました。そこから2速落としにもチャレンジしましたが、同じくリヤは暴れることなく滑らかに収束していきます。素晴らしいアイテムですな! 

ただ、リヤブレーキをちょっと強く踏むだけで簡単にスライドするので、意図しないスライドに入ってしまうことも最初の頃はありました。最近ようやく慣れてきましたが……

確実に変化が体感できるパーツですが、僕の場合はタイムには繋げられていません。とはいえ、左手の操作は確実に簡略化できるので、右手などに集中できるのは確かだと想います。高価ですが、効果はありますww
元々クラッチワークが上手い方は、それほど必要ないかもしれませんね。450とかより大きな排気量のバイクのほうがより効果的なのではないかと思われます。